第104回全山陰陸上

 
中学女子100mH
中学男子100m
一般女子100mH
一般女子100m
一般男子走幅跳
一般男子5000m
一般男子800m
中学男子3000m
一般男子棒高跳
小学女子ジャベリックボール投
一般男子4x100mR
第104回全山陰陸上が4月24日(土)、25日(日)の日程で開催されています。
 初日は穏やかで気温も高い絶好のコンディションで始まりました。中学女子100mHでは別所選手(大社中)が予選で14秒31の大会新を出し、決勝での更なる記録更新が期待されました。その決勝では記録は14秒07と全国トップクラスの記録をマークしましたが、残念ながら風が追風2.1mと僅かにオーバーし参考記録となりました。その別所選手は100m決勝でも12秒31と従来の電気掲示の島根中学記録を上回りましたが、これも残念ながら追風2.2mと参考記録でした。今後の大会での活躍が期待されます。中学男子100mでは枝木選手(湖南中)が決勝で11秒16(+1.9)とこれも好記録で全国大会出場が期待されます。その他一般高校女子100mでも佐々木選手(鳥取中央育英高)が12秒21(+2.2)、一般高校女子100mHでは福嶋選手(鳥取中央育英高)が14秒02とこれも全国トップクラス相当の記録でしたが残念ながら追風参考、一般男子100mでは福庭選手(環太平洋大)が10秒68(+1.8)と好記録が生まれました。初日最終種目となった一般男子走幅跳では前垣選手(鳥取AS)が追風参考ながら7m19で優勝。前垣選手はここ何年も出場されていますが、常に優勝または準優勝と安定した結果を残しています。

 2日目は冷たい風が強く、やや肌寒いコンディションとなりました。一般男子5000mでは伊藤選手(広島大)が前日の1500mに続いて優勝し2冠を達成。一般男子800mは黒石選手(石見智翠館高)が1分56秒74と自己記録を約3秒更新して優勝でした。中学男子3000mでは大下選手(アスリート米子)と岩崎選手(河南中)のデッドヒートとなりましたが、最後に大下選手が逃げ切って9分10秒83で優勝。一般男子棒高跳では錦織選手(松江市陸協)が大会記録に迫る4m90の自己ベストタイをマークし、大会記録を上回る5m00に挑戦しましたが残念ながら超えることはできませんでした。投てき種目でも一般女子やり投で田口選手(倉吉東高)が44m25の大会新をマークし優勝。小学女子ジャベリックボール投では山中選手(KY鳥取)が39m42のこれも大会新で優勝するなど好記録、好勝負が繰り広げられました。最終種目となった一般男子4x100mRではアンカーに渡ったところでは4チームがほぼ横一線の中、予選トップの島根大Aチームが抜け出し優勝し、大会の最後を飾りました。

 コロナ禍で感染症対策を取りながらの開催となり、残念ながら参加できなかった選手もありましたが、皆様のご協力で無事に終了することができました。この後も体調管理に十分ご配慮いただきます様よろしくお願いいたします。参加・応援の皆様ありがとうございました。