第74回島根県高校総体

掲載日: 2021-05-30
 
女子ハンマー投
女子1500m
男子1500m
男子棒高跳
男子走幅跳
女子3000m
男子5000m
男子100m
女子4x100mR
女子三段跳
女子200m
男子200m
男子800m
男子4x400mR
5月28日(金)より2年ぶりに開催された第74回島根県高校総体陸上競技が終了しました。
 初日は気温がぐんぐん上がり、夏日となった中での競技でしたが、開始間もなく女子ハンマー投で佐野選手(松江工業2年)が47m25と自己記録には及びませんでしたが大会新の好記録をマークしてスタートしました。平田対益田東となった女子1500mでは来間選手(平田3年)が途中から門脇選手(平田1年)と抜け出し優勝。混戦となった男子1500mでは終始トップでレースを引っ張った松崎選手(開星3年)が黒石選手(石見智翠館3年)をラストで突き放し3分台で優勝を飾りました。また、男子棒高跳では土江選手(大社2年)が自己記録を大幅に更新して4m85の全国でも上位をうかがえる好記録で優勝。男子走幅跳でも永岡選手(大社3年)が7m31(+1.5m)の大会記録をマークするなど素晴らしい開幕となりました。
 2日目は前日夜からの荒天の影響で気温がやや低くなり、風の強い中での競技となりました。その中で、再び平田対益田東となった女子3000mでは、昨年の中国高校駅伝で区間賞をとった松原選手(平田3年)が強さを発揮し優勝。2位にも角選手(平田2年)が入りましたが、その後益田東3名が入賞、6位には平田と秋の駅伝も混戦模様が予想さえるレース結果でした。男子の5000mでは今季14分18秒台をマークしている伊藤選手(出雲工3年)が後続を引き離していきましたが、終盤平田高校の3選手が猛追を見せました。最後は伊藤選手が逃げ切り優勝、その後には平田の3名が入賞とこちらも駅伝に向け予断を許さない状況といえます。その他では男女の100mでは男子は藤原選手、女子は石倉選手と開星の1年生コンビが優勝、男子三段跳で永岡選手、女子円盤投で佐野選手が2冠目となる優勝、女子の4×100mRでは大社が明誠をわずかに振り切り優勝し、男子とのアベック優勝となりました。
 最終日は再び快晴に恵まれ絶好のコンディションとなりました。女子三段跳では幅跳でも優勝している野口選手(島根中央2年)が追風参考ながら11m83を記録して優勝。2冠を達成すると同時に公認記録で11m71の県高校タイ記録をマークしました。男子200mでは藤原選手(開星1年)が前日の100mに続き100分の1秒差で吉地選手(明誠3年)を押さえ2冠を、女子200mでも同じく石倉選手(開星1年)が優勝し2冠と今後3連覇を期待できる結果となりました。混戦となった男子800mでは、ラスト勝負を大垰選手(石見智翠館3年)が制し優勝。最後の種目となった男子4x400mRでは先行する矢上を大社が追い上げ最後は突き放して3分23秒台での優勝を飾り、アンカーの永岡選手は3冠となりました。
 対校得点では大社が男女とも総合優勝。女子のトラックでは平田が優勝しましたが、その他は大社が圧倒する結果でした。中国大会の開催は不明ですが、全国レベルの記録も出るなど今後の活躍が期待されます。選手の皆さんお疲れ様でした。