掲載日: 2021-10-10
【高体連陸上競技専門部】
[初日]
中国高校新人初日は10月としては気温が高く、やや強い風が舞う天候の中で始まりました。
風が安定しないため、若干選手もやりにくそうなコンディションでしたが、その中でも男子3000mSCでは黒田選手(玉野光南:岡山)が9分12秒97と高1歴代4位の好記録で優勝。女子の佐野選手(松江工業:島根)が51m42の大会新、高2歴代11位の記録で優勝するなどの活躍がありました。
地元島根勢では佐野選手をはじめ、男子5000mWの吉迫選手(島根中央)、男子走幅跳の須藤選手(石見智翠館)が優勝と来年のインターハイへ向け、今後の活躍が期待されます。
[2日目]
2日目も快晴で30℃近くまで気温の上がる暑い中での競技となりました。
各種目とも接戦続きましたが、男子200mでは岩井選手(鳥取城北:鳥取)が21秒78で優勝し、初日の100m、4x100mRと合わせて三冠に輝きました。また、男子三段跳では須藤選手(石見智翠館:島根)が14m00で優勝。初日の走幅跳と合わせ2冠、女子の砲丸投でも奥山選手(岡山商大附:岡山)が14m21の大会新をマークし、やり投と合わせこれも2冠となりました。最終のマイルでも接戦となり、女子は倉敷中央、光、岡山朝日が競り合う展開から最後は光が抜け出し大会記録に迫る3分52秒68で優勝。男子は選考する岡山商大附を鳥取中央育英が追いかけ、アンカーへはほぼ同時にバトンパスとなりましたが、最後に競り勝った鳥取中央育英が3分19秒78で優勝を飾りました。
男子の総合は玉野光南(岡山)が70点と他を圧倒して優勝、女子は光(山口)が61点で優勝でした。
暑い中での大会となりましたが、大きなけがなどもなく無事に終わることができました。選手の皆さんは来年の競技会が無事に開催され、良い結果が得られるように、これからのシーズンを大切に過ごしてください。ありがとうございました。